パーキンソン病

 神経系の病気で、脳血管障害についで高齢者に多いものです。40歳代にもありますがまれで、大部分は高齢者に起こるものです。

 症状は手足の震え、四肢の筋肉の硬直(こわばり)による運動障害が特徴です。病気の始まりがゆるやかであるため、本人も家族も発病の時期を指摘することができないことが多いものです。

 同じ運動障害であっても、発病のはっきりしないことは、脳血管障害と違っている点です。

 症状のあらわれ方
 運動障害
 両側に起こります。病気の初期は片側だけであることもありますが、間もなく両側性となるのがふつうです。手足、特に指の震えが最初の症状であることもあり、またすべての動作が緩慢となることが最初にあらわれる症状であることもあります。

 特に歩行の始めなど運動の開始が遅いことが特徴です。歩行が小刻みでからだを前屈して歩き、急に方向を変えたりからだを交わすことが困難となり、ちょっとつまずいてもからだのバランスをとることが困難で倒れやすくなります。

 手足の震えは安静時に起こり、自分で運動を行っている時には、震えは一時止まりますが、精神的に緊張している場合には強くなり、睡眠中は消失してしまいます。

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 拘縮が起こりやすい
 この病気では運動障害から関節の動きが少ないために拘縮が起こりやすくなります。

 痴呆化も
 また、外出や読書、字を書くことなどを敬遠することから、知的生活から遠ざかりやすく、痴呆化を起こすことなどもあります。ですから、少々つらくてもできる限り日常生活、あるいはそれに近いことをさせるように努めることが大切です。

 治療
 この病気にはかなり適切な薬物があるので、早期に専門医を訪れて治療を受けるべきです。