健康記録

 健康管理は、生まれたときから生涯にわたって行われるものですが、各個人が一人の医師、あるいは一つの施設で健康管理をしてもらうことは、現実に不可能といっていいでしょう。

 したがって、特定の施設に記録が保管されていても、それが活用されなければ意味がないわけで、各個人に関する記録はその人とともにあるべきです。

 そのためには、健康診断の記録はもとより、異常があった場合は、その内容を記録しておくことが大切です。

 健康ノート
 どんなノートでもよいですから、健康診断の記録、発熱した記録、何か問題があって受診したときの状態、服薬したときには服薬の期間、量などを記録しておきます。

 これらの記録は、いざというときに役立つよう、年代順にまとめて、いつも分かるようにしておくと便利です。

 これらの記録がきちんとしていれば、病気で受診したおり、心電図や血液検査に何か変化があった場合でも、その変化が前から少しずつあったものなのか、はじめて起きた変化なのかがわかり、病気の診断、治療のために役立ちます。

 かかりつけの医師で、ふだんの状態が分かっていればよいのですが、初めての受診の場合は、いっそうこうした記録が役立ち、診断のための余計な時間と労力を省くことができます。

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 血圧などの記録も
 家庭で体温や体重を測定するように、血圧を測定して記録したものを医師のもとへ持っていき相談するのが望ましいといわれています。

 血圧は、緊張することによって容易に変動するので、医師に測定してもらうと、測ってもらっているという緊張だけで血圧が高くなることがしばしばあります。

 そこで、ふだん家庭における測定値がその人の正しい基礎血圧であるという考え方から、血圧の正しい測り方を専門家の指導を受けて修得し、自分の血圧は自分で測定しようという意味なのです。
 
 このことは、自分の健康は自分の責任において管理するという考え方の一部になるわけで、測定した値は、グラフ用紙などにわかりやすく記録しておきます。

 このほか、体重の変動も大切な要素ですから、特に問題のない人でも、1ヶ月に1回は測定し、記録しておきましょう。