家庭における健康管理

 医療従事者とともに考える姿勢を
 一般に、病気は医者任せという考え方が強く、医療従事者に生命を托していれば安心と思っていて、自分の健康を医療従事者とともに考えていこうとする姿勢がじゅうぶんでないようです。

 日常生活の中で、どういう点に留意すれば健康の保持、増進ができるかということについて、各自がもっと積極的に勉強し、そのうえで医者に相談する姿勢が望ましいわけです。医療の中で、個人が果たすべき役割と責任をはっきりと理解する必要があります。

 定期的に健康診断を

 健康管理の上で大切なことは、自分の健康状態を知るための資料をきちんと持っていることです。その第一歩が、定期的に健康診断を受けることだといえます。

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 少なくとも1年に1回は…
 成人は、少なくとも1年に1回は定期的に健康診断を受け、自分の現在の健康状態を知り、健康管理上留意すべき点について正しい指導を受けて生活するのが望ましいでしょう。

 健康診断の結果、異常がなかったとしてもすっかり安心してしまうのではなく、神経質にならない程度に日常の健康状態をチェックし、少しでも変化があればすぐ受診して、病気の早期発見に努めるようにします。

 毎年の健康診断で、なにも問題ないといわれると、つい気を許して1年ぐらい休みたくなりますが、1度健康診断を抜かしたために問題が起こった例をよく見聞きしますから、油断は禁物です。

 こんな点に注意を
 たとえば、食欲に変化はないか、便や尿の出方に問題はないか、体重の急激な減少はないか、異常な疲れを感じないか、動悸やめまいが急に起こったりしないかなど、ふだんと変わったことはないでしょうか。

 変化があれば、躊躇せずに医師のもとに出向いて、大事に至らぬようにしたいものです。健康診断の結果のみを過信するのは禁物です。