皮膚の変化

 乾燥状態になる
 高齢者の皮膚は委縮し、角質層の肥厚が強くなり、同時に汗腺、皮脂腺も委縮してきます。このため汗の分泌は減り、皮膚は乾燥し、かさかさとした状態となりますが、これは水分の含有が低下するためです。

 皮脂腺の分泌が減少するため脂肪分が少なくなり、皮膚につやがなくなります。皮脂腺の委縮は女子の方に早くあらわれ、分泌の減少も女子の方が著明です。

 皮膚に水分や脂肪分の少ないことは湿疹のできやすい原因となります。

 しわ
 高齢者のしるしともいえるものですが、皮膚組織の委縮と皮膚の深部にある脂肪の減少などで、皮膚の弾力性が低下するために起こるものです。

 高齢者ではまた皮膚の色素が沈着しやすくなるため、皮膚が黒っぽくなり、またしみなどができやすくなります。

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 白髪
 皮膚組織の委縮とともに、毛を養う毛根にも変化が起こり、循環障害のために栄養がじゅうぶんに行き渡らないためで個人差がきわめて大きく、遺伝的な因子もあります。

 白髪は同一個人でも部位によって異なり、頭髪に最も早くあらわれます。頭部では側頭部、前頭部により早くあらわれ、また一般には女子より男子に早く出ます。

 頭髪の次にまゆ毛、鼻毛などのもあらわれますが、陰毛はやや遅れます。これらにも個人差が多いものです。

 はげ
 はげも老化を感じさせるものです。男子に圧倒的に多く、女子には少ないもので個人差が大きいことは周知の事実です。

 頭髪の発育には性ホルモンが関与しており、はげが最も早くから始まる前頭部は女性ホルモンが支配していると考えられています。

 わき毛などの体毛も脱落してきますが、女子により早く起こります。

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