骨・関節の病気

大腿骨骨折骨粗鬆症関節炎

 変形性関節症
 関節軟骨の委縮、関節を含むその他の組織の変性を特徴とするもので、膝関節、足関節など体重を支える部の関節に多く、高齢者に圧倒的に多いものです。

 治療は鎮痛剤の服用や副腎皮質ホルモンの関節への注入などがあります。

 骨そしょう症
 骨のカルシウムが減少するもので、X線写真では脊椎骨に最もよく認められます。骨の透過性(透き通る)が増し輪郭が鮮明となります。

 女子に圧倒的に多く腰曲がりや骨折の多い原因です。女性ホルモンとのかかわりが考えられています。尿中のカルシウムの排泄が多くなっています。

 骨そしょう症は50歳代で約10%、60歳代24%、70歳代35%、70歳以上96%と加齢とともに増加します。骨折の起こりやすいうえに治癒も長引きます。

 脊椎骨では変形、軽度の外傷による圧迫骨折などが起こりやすく、これらは腰椎上部や胸椎下部に起こりやすいものです。

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 リウマチ性関節炎
 65歳以上の女子の約15%にみられます。高齢者では急性期のものは少なく、多くは40~50歳代で急性リウマチにかかり、手指、足指、ひざなどの関節に変形があり、固定した状態で運動障害を残している例が多いものです。

 膝関節に多く起こり、疼痛、腫脹はあっても赤くなることはあまりなく、鎮痛剤などで改善しやすい傾向があります。時おり再発します。

 ひざには液体がたまるので、それを抜くとか、または副腎皮質ホルモン注入などを行います。

 痛風
 男子に圧倒的に多いもので、40~50歳で発病します。最近は食生活の向上から美食をするため、この病気が増加しています。70%は足の指にあらわれます。痛みの発作は短時間ですが非常に激痛です。

 血中の尿酸が高くなりますが、高齢者では降圧剤のある種のものに尿酸を増量させる働きがあるので注意が必要です。